12/12 このマンガがすごい話

今年も発表されました「このマンガがすごい!

このマンガがすごい! 2017

このマンガがすごい! 2017

 

毎年きちんと本を買ってるけど、順位を確認して、ヒャダインが今年もでんじゃらすじーさんを1位にしてるか確認して終わりなんだけど。

それにしても今年は1位がトネガワかぁー!という結構な驚きがあったね。カイジは毎週本誌で読んでるけど、トネガワはヤンマガ出張のときに見るくらいであまり知らないんだよね。でもまあ単体でも楽しめるし上手くほのぼのギャグとざわ…ざわ…を混ぜれてて上手いからね。

私自身スピンオフ作品ってのが本当に苦手で、特にジャンプ作品だと人気が出るとすぐにスピンオフが出るけど読まないし。読まない理由としては単純に面白くないから。キャラクターを利用して、下手くそなマンガ家が原作に沿ってない絵で、つまらない内容のマンガを書いて、しかも実質二次創作的なそれが「公式です」と烙印を押されてもねぇ…。そして単純に原作の知名度で売れるから余計タチ悪い。でも、単にスピンオフが嫌いってわけではなく、原作者が書いてたら問題ないんだよね。うまるちゃんSSとかパピヨンダンスとか抵抗なく読めるし(なんでこの2つを例に出したかは謎)。

トネガワはもちろん前者なんだけど、元アシが絵柄も寄せて展開やコマや諸々も極限まで寄せてるからこそ読めるんだよねぇ。それに単純に面白いし。正直1~10位までを見るとトネガワ1位でも納得かな?とは思っちゃうから文句は無いんだよね。でもスピンオフが1位って…大丈夫か?

2位の私の少年はもちろん好きだけど1巻売れたからってここで大々的にしなくても。正直まだ面白いかはわからないからね。

3位のファイアパンチはまあ出落ちだったからね。1話はめちゃくちゃ面白かったけどそこからは全然面白くないし。休載のときに載る読み切りはすごく面白いからあの作者は長期連載に向かないのかなぁ。

他は全然順位覚えてないけど私的にあまりパッとする作品はなかったな。まあそもそも『この漫画がすごい』はマンガ好きだから確認してるけど信用は全然してないからね。所詮は話題性とステマでの選出だから。本番は『マンガ大賞』だから。こっちは信用出来るもんね。

 

さてさてせっかくなので『私的にこのマンガがすごい!2017』を発表しないとね。

まずは第三位『かぐや様は告らせたい』 

3位はかぐや様。この作品はTwitterでも面白い面白いと私が騒いでる作品だね動画も作ったし。2人のアホらしいすれ違いやアンジャッシュが非常にギャグ的に面白く、なんだかんだキュンキュンしてしまうラブコメ要素もキチンと残してて上手い!オチをギャグ優先にすることも多いけど、いい感じのムードで締めても様になるから飽きないよね。ギャグとしてもラブコメとしてもすごい。最近だと「僕と君の大切な話」も同じような良さがあるよね。

僕と君の大切な話(1) (KC デザート)

僕と君の大切な話(1) (KC デザート)

 

 そして今週のヤンジャンが凄かった!「花火の音は聞こえない」会長がイケメンすぎるしもうどの方向性でも面白くできるよね。すごいよあの作者。夏休みは実験回だと言ってたけどここまで攻めてくるとは…。でもこのままズルズルとラブコメ路線にシフト変更されたら困るなぁ。ギャグ中心のオムニバスでいるからこそ面白いのに、このままシリアスラブコメも突っ込むようになったらニセコイのような中途半端さだけが残ってつまらなくなりそう…。まあ大丈夫だよね?多分。

現在3巻までだしニコニコ静画やとなりのヤングジャンプで5話まで読めるから是非読んでみて(テンプレ)


 

2位は『ななしのアステリズム』

 え!?2位!?どういうことだ説明しろ苗木!と言われてもおかしくないかもね。ブログで毎話ごとの感想を計20000文字書いておいて2位とか。このブログへのアクセスの大半が「友情と愛情と感情の話」だし。

話としては「ドロドロしすぎてる同性愛」。それぞれがすれ違い、同性への感情と向き合い、コンプレックスを拗らせ、複雑に矢印が絡み合っていく…。正直一言で魅力はコレ!と答えにくいんだよね。本編読んで私のブログ見て。それしか言えない。

話の完成度がめちゃくちゃ高いんだよね。ただの百合作品だと思っていたら死ぬぞ!といいたくなるくらいに。気持ち悪いくらいに話を練っているし、毎回言ってるけどキャラクターを完全に作り上げているから今後どこでどのような出来事が起きてどうなるか全てを考えられている。読んでいるとわかるけど布石やフラグの回収がものすごく綺麗で考察のしがいがある。それぞれのキャラクターの感情や言動に無駄がなく全てが作品をキャラクターを作り上げるためのものになってるんだよね。

マンガとしての単純な面白さもだけど、そういう完成度の高さが評価に至りました(上から目線)

 

 

そして1位は『あげくの果てのカノン』

あげくの果てのカノン(1) (ビッグコミックス)

あげくの果てのカノン(1) (ビッグコミックス)

 

まさかの1位!個人的には意外…。自分で選んでおいてダークホースだよ。

この作品はまさに「すごい!」という言葉が似合う作品なんだよね。クソダサいタイトル、恋愛において不必要な世界観、出だしからうわー…て感じだったけど、読めば全然違う!すごい!過去にカノンの記事も書いたからそれ読めば概要はわかるんだけど、文が下手くそだからあまり読まれたくない…恥ずかしい。

不倫という許されない恋を中心に、「修繕」によって変わっていく趣味や言動と一途な片思い、そして奥さんと、絡み合う三角関係がこれからどうなっていくのかが楽しみで仕方ない!修繕という要素のためだけにつけられ世界観もその不思議さからバイオーグ・トリニティのような雰囲気を作り出せているからね。SF要素をうまく活かしてこれからさらに広げてほしい作品。

 

 

今回の選考では私が2016年に出会ったマンガに限定して選びました。既刊数も少ないので今からでも読める!そして3つ選んで思ったけど、まさかの全部ラブコメ!!私そんなにラブが好きだったっけ。でもラブを中心にした感情のあれこれが楽しくて。前にも話したけど「叶わない片思い」と「許せない恋」が好きなんだよね。カノンの不倫もアステリズムの百合も背徳的な恋が好きなんだね。