4/25 國を作る話

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買っちゃったよ帝一の國!実写版には興味があったし観に行くつもりだったんだけど、先に原作を。

元々買うつもりはなかったんだよね。でもジャンプ+が映画化記念と称して1,2話無料公開して世界が変わったよ…。面白すぎる!!こんなに面白い作品を先に実写で触れることではダメだ!もう続きが気になって夜も6時間しか眠れない!と半ば衝動的になっちゃったね。それに電子書籍も「期間限定20%オフ」と「映像化記念20%オフ」という二段構え3500円で買わせてくれたし。

 

今すぐ気になったってのもあるけど、実写映画だともったいないと思っちゃったんだよね…。3月のライオンの時にそれを痛感して。

やっぱり実写映画ってテンポがものすごく速い!別に実写が悪いとは思ってないんだけど、実写映画って時間が限られてるからかなりの量を2時間に収めなきゃいけないせいで要所以外ほとんどダイジェスト気味だなぁって。

ドラマだと1時間×12話かけれる量を2時間にしてるイメージだからね。言うなればアニメの劇場版総集編を初見で味わう感覚だよ。しかもまどマギのように6時間を2時間×2でなく、12時間を2時間に収めるくらいの密度だから。

 3月のライオン、実写も面白かったんだけど、やっぱりアニメと比べるとかなり厳しかった部分あったから。観て思ったもん「アニメ先に見ててよかった」って。アニメでやってない部分そんな楽しめなかったし、アニメで流れがわかってるからこそ2時間のまとめ方や映画用の脚本演出、芝居の工夫、アニメとの比較に目を向ける余裕が持てた。初見であのスピードは私にはもったいないと痛感したもん。

 

と、散々言い訳したけど、結局は一番最初に言った通り、「読みたいから買った!」それだけ!上の実写映画論は言い訳というか買うための免罪符です。こんなこと自分に言い聞かせて買いました。

とりあえず知らない人はリンクから数話見て。この作品の魅力がダイレクトに刺さってきて気づけば14巻読み終えてるから。

 

 

一応これから実写映画もあるし、これを読んだ人がマンガ、もしくは実写映画を観に行ってほしいという想いがあるので、ネタバレなしでの感想を。

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 話としては総理大臣になると心に決めた帝一が、そのスタートラインとして政界を模して造られた海帝高校の生徒会長になるための波乱万丈学園バトルマンガ。

作者のあとがきでも書いてあるように、白い巨塔のようなドロドロした人間の闇が渦巻く世界で、他人を蹴落としてでも靴を舐めてでも真摯に生徒会長を目指す帝一の描き方がすごい!

 

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時には対立候補を陥れたり、時には敵の策略に陥れられ死を覚悟したりと水面下で醜く争う帝一の姿を通して見えてくる生徒会選挙にかける思い、そしてオーバーリアクションによるコメディー感のギャップ!

ライバルである弾くんに1つでも負けがあってはいけないとテストで勝負し無駄に一喜一憂したり、誰の下僕になることでこれからの生徒会選挙を有利に戦えるかを考えたりと、知略と戦略が渦巻くバトルの数々!

 そして生徒会選挙に興味が無いにも関わらずカリスマ性と人望に満ち溢れ、この腐った学校を変えなければいけないと革命を起こすために奮闘する弾くんとの戦い…。まさしく戦争!政治という姿をした戦争なんですよこれが。

 

 

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ももちろんだけどキャラクターそれぞれがものすごく良い!すごく個性的だけどそれぞれ不変の価値観を持っていて古屋さんのキャラ作りの徹底さに驚かされるよ。本人も「キャラが勝手に動いてネーム書きながら自分でビックリした」的なこと言ってるけど、それほどまでにキャラの作りが上手い。

古屋兎丸さんについてって、実は名前は知ってるけど実は「女子高生に殺されたい」しか読んでなくて、帝一の國はもちろんライチ☆光クラブも履修してないんだよね。でも女子高生に殺されたいの時点でキャラクターや話の創りに対する拘りは知れてたから安心して読めたよ。

メインサブとキャラ数は多いけど「この時この為だけに存在するキャラクター」がいなくて、画面に映ってない間もキャラがどのように考えどのように動いていたかがわかるくらいに丁寧に描いていたし、それが見えるくらいにキャラも個性的でわかりやすい。

そして上の画像のヒルくんなんて私の性癖にドンピシャ!この衣装のデザインといい髪といい顔といいキャラといい、すごいキャラだった。まあ登場は後半なので映画には出ないんですけど。

キャラクターデザインも古屋さんらしくリアル寄りで、派手な髪色もハーフで地毛が金髪だったり染めてたりと理にかなってるレベル。この絵だからこそマスコット感が生まれることなくリアルな戦いをより臨場感強く味わえたし、この絵だからこそオーバーリアクションがギャグとなってたしでホントずるいよ少年誌に古屋さん持ってくるのは…。

 

もちろん人間関係もものすごく濃密で、みんな一人では戦えないからこそ手を取りあって支え支えられ生徒会の地位を目指していく姿はもはやホモだし、ホモを超えな何かだし、見ててそれだけでも楽しい。というかホモだよね?

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普通に告白シーン上げてるけど大丈夫。未読の人にはよくわからないから。キンプラ予告のシンルヰキスと同じような感じだから。

でも基本的に利用やら忠誠やら洗脳やら買収やらが渦巻く中で、結局は「人としての信頼」が一番だと描いていくのはビックリだよ。話の展開が初期に思っていたのとは姿を変えて、「むしろ弾くんが主人公では?」と言わせながらも、帝一が正義とも悪とも見える姿でありながらも、ラストではこのような方向に話を持ってくるとはと驚き。

あ、ラストの話と上の画像は関係ないからね。二人は幸せなキスをして終了じゃないよ。終了してもよかったんだけど。

 

 

まあ説明がド下手な私がいくら言ったところで無駄なんだけどね。とりあえず無料公開分を読んで!

そしてあの私が1日で14巻、食も風呂も睡眠も忘れて読み切ってしまったということは伝えたい!最近11時には寝てるのに気づけば11時半だったしそこからブログ書き始めるしで今の私の脳はパンク寸前!ねむい!書き終わったら眠気からくる頭痛が襲ってきたよ!寝るね…