4/29 朝から映画の話

 時間が合うのが早朝からしかなくて、朝から映画。最近は5時起きだから家を7時に出るくらい問題ないんだけど、やっぱり眠い!

コンタクトも何日目だか覚えてないし視界も焦点おぼつかないしで3月のライオン生きて見れるかな…って不安だったけど、杞憂だったね

 

ということで見てきました3月のライオン後編。前編が面白かっただけに後編も期待しかなかったけど、上げたハードルも易々と飛び越えてきてくれて嬉しいねぇ。

前編のときにアニメ見ててよかったから、後編は原作もアニメも見てないところで大丈夫かな?って思ってたけど、キャラ紹介とか前編で全て終わらせてたから零くんの心の変化や家族の変化にだけ焦点を当てれて魅せ方としてはすごく好き。

 

イジメに関しては話を聞いてあげただけで何もしてないと思い込み、パパ問題では出しゃばりすぎて逆に傷つけてしまう流れや、始まりと終わりが繋がってる感じすごく上手いなぁと。後藤に関しても変化がすごく見れたし前後編での作りの差やテーマをきちんと捉えれて。

それにしてもよくもまああんな父親父親と呼べるよなぁ。私も父親がクソだから8年近くまともに会ってないけど、もう父とは呼んでないもん。奴は死んだ。それだけだ。

3姉妹の父親と零くんの父親を照らし合わせているのもよかったし家族愛で満ちてたなぁ。2時間半があっという間に終わったし神木きゅんカッコよすぎたしでいい時間だったよ。

 

 

 帝一の國も初日アタックしてきました。これは予告の時点から楽しみにしてたしその影響で原作も買って超面白かったしでワクワクしてたんだけど、正直な話期待外れだった…。ネタバレします。

原作の1~7巻の生徒会選挙をベースにして、14巻までの帝一の心の変化を重ね合わせた感じ。内容としては結構オリジナルも詰め込んでたけど、そのオリジナルが…。

氷室の裏切りや菊馬の策略によって絶望につつまれ、これまでの人生に疑問を持つも結局は立ち直り、なおかつ弾に最後勝たせるというわかりやすい流れ。「操り人形」を最初と最後で違う意味に仕立てるのは凄く良かったし、ギャグも原作通りの空気感再現出来てて上手かったけどね。映画だからと割り切れば全然良い。

キャラも良くできてたね。億人さんまんま億人さんだったし、孔明に至っては声も原作と同じって思えるくらいだった。帝一の演技もあの原作のオーバーさをよくもまあできたなぁと、すごい!

 

でも納得できないことが2つ。

1つ目は菊馬。菊馬のキャラが原作と全然違うんだよなぁ…。親の因縁と帝一と菊馬の戦いをメインに置くためにシナリオを寄せるのはまだいいんだけど、菊馬の性格じゃそうはならないんだよなぁと思うことだらけで。

菊馬って帝一と度々争うけどいつも帝一にしてやられいつも負けを見るけど、結局最後は勝っちゃう。勝つためなら平気で氷室先輩だろうと裏切るし、負けそうになるとすぐ氷室先輩につく。しかも億人先輩に証明まで書かせるし、そういうのらりくらりと過ごしつつ都合よく自分に良いように周りを組み立てるのが上手いんだよなぁ。

なんだかんだ、帝一が一歩先を行くなら、菊馬は一歩上を進んでるって感じで、違う視線で帝一を出し抜いてることこそが菊馬の強みであり魅力なんだよ。

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生徒会選挙だって蒜山に完全に乗っ取られてるように見えて、勝つためなら最後の最後まで利用し尽くす。唐突だったしこれが後付けなのかどうかは神のみぞ知るだけど、少なくとも私はこここそが東郷菊馬の全てを表せてるページだと思うんだよね。

その菊馬が、映画では違う。勝つためなら帝一を貶めようとするのは一緒だけど、あくまでも帝一と同じ土俵で戦ってたのが違う気がする。これじゃただのライバルだもん。菊馬の魅力が全然生かされてなくて、「ただギャグをするだけの帝一に何も勝てない小物キャラ」で終わってた。ラストの弾への乗り換えも、まあ映画版菊馬ならアリって感じだけど、あれは東郷菊馬ではないんだよなぁ…。氷室先輩と一緒に倒れる菊馬なんて見たくなかった…。

 

そして2つ目が菊馬との殴り合い。アレの意味がさっぱりわからなかった…。菊馬との戦いをメインに描くために父の収賄のアレを描いて挫折させるのはまだいいんだけど、なんでそのあと殴り合ってんの…?

帝一が選挙を欠席することに対する物語としての意義も見えてこない。例えばあの欠席が「選挙に関しての意味が見いだせなくなった。選挙より大切なものが見えた。」とかって心の成長を描くなら殴り合いをして帝一と菊馬の考えの違いを示すならまだわかるけど、何のために欠席したの…?

殴り合いをすることで帝一の心に変化が生まれたとも思えないし、選挙に対しての意味も無かったし、菊馬との因縁も何一つ解決してないし、マジでなんだったんだろう…。なんのための時間だったんだろう…。もっと選挙で魅せてほしかったなぁ。排他的思想や実弾やらマイムマイムやら面白いネタ沢山出してきたしもっと選挙中心で描けば普通に面白かったはずだよ。

 

全体的にキャラクターの成長過程が全然上手く描けてなかったし、そのせいでキャラ設定に引っ張られすぎて根本がおざなりになってるように感じたから、ダメだったなぁと。

億人さんが完全民主化を図ったときも、帝一は阻止するべきだし、完全な民主化は崩壊を生むと羽生くんも言ってたのに。完全民主化を序盤で出すことはラストに繋がるからまだ許せるんだけど、それに対する帝一の感情が消されてたのが納得いかない。

やっぱり所詮はフジテレビジョンだなぁ。変にいじるから伝えたいことが良く分からない感じになってただただ劣化していくだけだった。伊勢海老を使ってるのにカビたパン粉と使い古した油でエビフライ作ったような出来。・・・って言ったらさすがに言い過ぎだけど、個人的にはそれくらいに面白くなかったなぁ。

 

まあ最初にも言ったけど、話の筋としてはちゃんとしてたしわかりやすかったから初見の人は楽しめるはずだよ。でも原作知ってると全然ダメって思っちゃう。こんなところで「これだからマンガ原作の実写は」とか言わせないでよ。銀魂とかのクソ実写とは違って、人間関係とかが密に絡む系の作品だし、3月のライオン同様実写映えしそうな作品だからこそ期待できたのに、うーん…。

 

 

 

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