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5/11 愛の話とプロの世界

 アニメと映画効果で買った3月のライオン、すごい面白かったなぁ…。

読んで知ったけど、映画後編は原作と全然違ったんだね。でも自然と映画は受け入れられてる…。それは面白いからなのか、映画が先だからなのかはわからないけど、キャラクターを壊すこともなかったからなのかな。

 

でも映画で崩してくれて私的には嬉しかったよ。映画の時ひなちゃんのイジメ問題がかなりさっぱり終わってて「あ、尺の都合だ…。」と察してしまったもん。

やっぱり内容をなぞってるだけだったからね。「それならいじめの件はもう丸々削れば?」とも思ったけど、これは何もできなかったと思いつつも隣りにいるだけで支えてた零くんと、父親との件で役に立とうと首ツッコんで空回りする零くんの比較がテーマになってたから仕方ない。

 映画の初見の感想記事でも同じこと言ってます。でもその比較が上手くいってたからねー。マンガの筋を崩してでも描く価値あったと思う。

そいえば映画のイジメのとき黒板に「ビッチ」とか「男好き」とか書かれてて何故だろうと思ってたんだけど、そういえば高橋くんが映画不参加なんだよねー。イジメっ子て何が傷つくかわかった上で叩くわけだから的外れなこと書くわけないし…という疑問に答えが出てくれてスッキリ

 

映画とマンガじゃ父親の件に関しては全然違うんだけど、映画は「高校2年生の桐山零くん」なんだよね。

マンガの零くんは色々なものに刺激され、学び、ひなちゃんを救うために空回りもしながら成長した結果、父親の件でも良い首の突っ込み方も学んで、みんなに助けられて、父親を撃退できたわけだったんだけど、映画ではその成長が無かった。

だから首の突っ込み方もわからないで、空回りして、結局何もできなかったんだよね。でも映画のための演出としての改変だとしてもキチンとキャラが生きてた。それこそ「高校2年生の桐山零くん」を作れてたから問題なく見れたのかなぁ。でもひなちゃんからもらった人形を一度捨てたのは許さんぞォ!!

 

そして後藤の件に関しても、答えは映画でしか出してなかったのか…。

というかマンガだと最近後藤がめっきり出てこないよ!寝たきりの奥さんがいて、香子との関係も答えが綺麗にでないまま終わらせてる感じがあって映画見てなかったらちょっともやもやかも。

 

って映画の話しかしてないや。それぞれの棋士がきちんと自分を持っていて、勝つために千日手にまで持ち込んだ山崎さんも、貧乏ゆすりのハッチーも、死神滑川さんも、悪役みたいに扱われつつも人間であり一流の棋士なんだよなぁ。

零くんやスミスたちから見たら敵(?)なんだけど、どういうこと考えているのかとかきちんと正当性を持たせてくれて、ただの悪役として終わらせるわけでなく愛されるキャラとして描けてるの嬉しいよ。

というか映画の山崎さんめっちゃくちゃヒールだったもん!!アニメしか見てなかったわけだけど、アレだけは3月のライオンらしくはないと思っちゃったわけだし。ってまた映画の話だ。

 

 

 一生懸命な二階堂くんが可愛いし、防衛する柳原さんかっこよすぎるし、最初はモブかとおもった土橋さんが謙虚で直向きで応援したくなるし、ひなちゃんのイジメ関係での家族愛などなど人間について描くのが3月のライオンのメインテーマだから、ここが崩れないで12巻まで描けてて、もう満足!

 

もちろん内容自体はのほほんとしてることも多いけど、プロの世界の厳しさも描いてるからね…。プロになるのも一握りだし、やっとの思いでプロになってもプロの中じゃ底辺と、厳しい世界だ。

将棋の話ではないんだけど、私も高校の友達にずーーっと囲碁ばっかしてる人がました。授業中だろうと詰碁、1日16時間は囲碁、福岡佐賀の大会にも参加して優勝もして、新聞にも載ってて、もうとにかく凄い。みんなから「囲碁っち」と呼ばれてました。

でもプロにはなれなかった…。というか本人が「この程度でプロになれるわけがない」と言うほど。

・・・いやいやちょっと待って!?あれだけの量の積み上げをしてもダメってもう何すればいいの…。確かに見てたのは高校3年間だけだけど、それでも囲碁に対する気持ちの私じゃ受け止めきれないほどの熱意を感じていたわけだし、これ以上の化け物しか上にはいないと考えると怖すぎるよ…。

 

零くんはもちろんこの「プロ」。なんだかあかりさんちでご飯食べて将棋会館ではスミスや会長と漫才やってる姿が多いけど、将棋に対する集中力や積み上げは囲碁っちとは比べ物にならない程上なんだよね。もちろん二階堂もスミスもそうだし。コラムの先崎さんもそう

怖い…。怖すぎる…。プロの世界怖い。13巻まだですか…(眠いから唐突に終わらせる)